tinumu's reminder

競技プログラミングについて書いてあります。

Linux Mint のインストール前に出るエラーについて

一応、悩んでいる人も多いと思うため投稿。

この前、 Linux Mint 18.3 MATE をデュアルブートでインストールした。
しかし、とあるエラーのせいで2日くらいかかってしまった。

ubi-partman crashed とか PCIe Bus Error とか

Linux Mintのインストールというアイコンを押して、ハードディスクのパーティションの設定に指しかかろうとした時に例の ubi-partman crashed が出る。
「exit code 10] とか 「exit code 141」 とかいろいろと出やがる。
そして、インストール前なんで結構無視できそうなディスク容量も0だってほざきやがる。
この状態になると、ほとんどのアプリケーションが動かなくなって詰む。
ここで、シャットダウンしてみようとする。
そうすると、 PCIe Bus Error!みたいな文章が高速で流れてきてシャットダウンできない。
実は端末を開いて dmesg コマンドでメッセージを確認するとこれが流れているのが確認できる。
仕方なくブチ切った。

筆者の対処法

筆者はこれらの手順の本質的な意味を何も理解していないので「なんかやったらできた」くらいでお願いします。

私の使用している XPS8900 というパソコンがなんか状態にそぐわないみたいだ。
というか、ndivia製のGPUのせいなのかな。
他のパソコンはわからないけど、参考に。

例によって、BIOSを起動する。
USBかDVDかどっちかだとは思うけど、それらを選択してLinux Mintを選ぶ。
そうすると、GNU grubが出てくると思う。
起動したいところに位置を合わせて、eキーを押す。
そうすると、なんか設定ファイルっぽいところが出てくると思う。
linux の欄に、 -- (筆者のやつは -- の前に quiet splash って書かれてる) って書かれていると思う。
-- の前のところ(--の中ではない)に、空白区切りでpcie_aspm=off と入力する。
そのままの画面で、 F10 キーを押して、起動する。
普通に起動すると、dmesg をしても例の Bus Error なんちゃらが流れていないことが確認できるはずだ。
多分、インストールできるはず。
(Gpartedらへんを筆者はいじっていたけど関係あるのかわからない いらないパーティションをマウントしておくと効果あるかも?)

一応、これでインストールは出来るんだけど、まだ気を緩めてはいけない。
BIOSを起動してUbuntu(Linux MintだけどUbuntuって書いてある)を選択する。
さっきと同じように、 grubが開くので、 eキーを押す。 pcie_aspm=offをもっかいやる。
F10で起動。
ここで、何もしなくてもpcie_aspm=offをすることができるようにする。
<Ctrl> <Alt> t を押して端末を開く。

sudo su
vi /etc/default/grub

で 設定ファイルっぽいところに入る。 viの使い方はいろんな資料があると思うんで、調べてください。
ここで、 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=という所があると思う。
ここに 筆者のやつはquiet splashと書かれているが、ここに 空白で区切って pcie_aspm=offとぶち込んでください。
筆者のやつは

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash pcie_aspm=off"

って書きました。
こうすると、もう普通に起動しても変なことが起こらなくなると思います。

感想

これは筆者の感想です。
Linux Mint は気持ちがいいので、頑張って入れてみてください。
デュアルブートはもっと気持ちがいいと思います。
すんなりと入れられるかもしれないし、さっきみたいなことをする必要があるかもしれません。
とにかく気持ちがいいです。